大学院を休学、中退したいか悩んでいる方へ。別に辞めていもいい。その時の情熱は未来には繰り越せないから。
この記事は大学院を何かしらの理由で休学または中退しようか考えている方への参考になればいいかなと思います。
私も一度は大学院休学・中退を考えました。
大学院入学して4ヶ月たった頃に親、指導教員にも相談し、休学したい気持ちを伝えました。
結局修士課程の2年間は続けることになったのですが、その後も在学中何度も「やめたい」と思っていました。
正直無理やり続けた感じになってしまいました。
なぜ中退や休学したいと思うようになったのかというと、理由は様々ですが一番の理由は研究内容に興味がなくなり他のことに興味を持ってしまったからです。
なので研究のモチベーションも沸かず、ただ惰性で続ける大学院生活になりました。
そのとき興味あったことはその時は忘れたのですが、いまになってまた興味がでてきて今必死に勉強しています。
あのとき(大学院時代)にやりたかったことの情熱は本当に大切にしたほうが良かったなと今になって本当に後悔しています。
大学院を中退・休学したい理由を考える
せっかく受験勉強を頑張って入った大学院。
周りの友達は就職しているのに、研究の道を選んだ自分。
あなたが大学院中退・休学したい理由はなんですか?
・指導教員と馬が合わない
・ずっと部屋で研究する生活
・バイトをする時間もないから学部のときよりお金がない
・研究内容が面白くない
・将来なんの役に立つかわからない
・自分は研究者になりたいわけではない
・周りの友達は就職して給料もらって羨ましい
・他にやりたいことができた
など
様々な理由があると思います。
私の場合は上記の理由全てに該当していました。
なんでおまえ大学院に進学したんだよっていう話にはなりますが、同じような悩みを抱えている大学院生は多いと思います。
おすすめは休学
休学は最高の制度だと思います。
学生の肩書を維持しつつ、フリーになれるんですから。
休学している間はなにしたって自由です。旅に出ようがインターンしようが自由です。
なんなら学部生でも気軽に休学すげきだと思います。
みんな一度のった列車をおりるのが怖いから、ストレートに4年や2年で大学を卒業していきます。
これって結構損してますよね。
自由な時間を手に入れれる制度があるのに使わない人が多すぎる。
みんな周りの目を気にしすぎだと思いますし、社会的にも休学したらなんで休学したのか、休学中に何をしたのかを聞いてきます。
そんな空気感の中でもぜひ休学を気軽に考えて実行してほしいし、休学がもっとあたりまえの世の中になってくれたらと思います。
立ち止まって方向転換した人もいるはずです。
なので自分のペースで足元を見ながら、違和感を感じたら一度立ち止まってみてもいいかと思います。
大学院に進学した理由を考える
なんで大学院進学しようと思ったのですか?
・周りの友人が進学するから自分も。
・研究が面白そう
・就職から逃げた
・2年ぐらい試しで研究してみるか
・やりたい研究がある
・大学院進学なんかかっこいい
・まだが学生でいたい
など
いろんない理由があると思います。
ほとんどの大学院生は「やりたい研究があるから」という回答が返って来るかもしれまえんが、一度自分自身に本当の気持ちを聞いてみましょう。
あなたはなぜ大学院に進学したのですか?
実際のところ社会人になってからもいくらでも大学院に行くことはできます。
むしろ社会でいろいろ経験してからのほうが自分が本当に興味があることが分かってくる場合もあります。
なので学部卒後して専門分野を変えずにそのままストレートに大学院に進学するのは考えたほうがいいかもしれません。
働きながら大学院にいけますし、お金をためて海外の大学院に挑戦だってできます。
ドイツやフランス、北欧の大学院の授業料は殆ど無料なので、社会人で語学を学びつつ、お金をためて海外大学院留学に備えることだってできます。
繰り返しになりますが、なぜ大学院に進学したのですか?今じゃないとだめですか?
まとめ
大学院を休学してそのまま中退したら、就活とか不利になりそう。
そのような不安もあるかもしれません。
でもやめるかやめないかで悩んでいる時間が一番の機会損失だと思います。
辞めても辞めなくても、時間を失うことが一番損です。
なので無理して死んだように大学院生活を送っているのであれば、親や指導教員がなんていようが中退すべきだし、辞める理由が明確にあって中退しても後悔しないならすぐに行動に移すべきです。
社会人になってからでも大学院にはいくらでも通えます。
しかしそのときの情熱はけっして返ってこないので、
今の気持ちを優先したほうがいいと個人的に思います。