パクチー大原の本「年収100万で楽しく生きていく 20代でセミリタイア」を読んでの感想
人生のどん底から這い上がったきた男の言葉には説得力があります。
「オロっす!」で有名なパクチー大原さんが本を出されましたね。
パクチー大原さんとは誰?という方はこちらを参考にしてみて下さい!
本のタイトルはかなり怪しい感じです。
「年収100万でセミリタイア?」
「ただの節約生活か」
と思うかもしれませんが、実は違って彼の世に対する考え方や生き方が詰まった本になっています。
2022年9月現在は、海外居住中ですが、日本にいるときは”筋トレ村”などを作っている方です。
この記事では、この本の感想に加え、読んで感じた自分の考えも加えながらシェアできたらと思います!
率直な感想
結論、今の生活を変えたいとか、もっと自分らしく生きたいと感じている方であれば参考になる部分が必ずあるはずです。
自分と重なる部分があり読みながら「うんうん」と納得している自分がいました。
この記事では、本の中で出てきたおもしろいと思ったトピックを一部を取り上げて解説できたらと思います。
本が気になるという方は、今すぐ読んでみて下さい!
セミリタイアの誤解
セミリタイアと言うと、何千万の資産を貯めて、それを投資に回すということが一般的に考えられています。
しかしパクチー大原さんの考えはその逆です。
今やりたいことがあるなら、それをやったほうがいい。
セミリタイアを目的にするより、幸せに生きることを目的にした方がいい。
という考えです。
(このような考えからか行動力がすごいです。その経緯は本を参考にしてみて下さい!)
たしかに、何千万のお金を貯める期間を我慢して過ごさなければいけませんし、途中で死んだら無念以外なにものでもありません。
死んだら貯めたお金もまったく意味がなくなりますからね。
私もこの考えにもすごく賛成です。
貯金しないであり金は全部使うというのは極端ですが
シンプルに「今それがやりたいなら、今それをやる」という超シンプルな考えです。
このような考えは「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」という本にも書かれています。
死ぬ時にお金を残しても意味はない。
必要な分だけお金を稼いでそれ以上働く必要がない。
ということを主に主張されています。
もしこの本が気になる方は、下記の記事や本を見てみて下さい!
知らないことは大損。固定観念は捨てる
みなさんの月々の生活費はいくらですか?
パクチー大原さんはだいたい月8万円くらいで暮らしているそうです。
しかも海外生活までされていらっしゃいます。
海外はお金がかかるから月8万で暮らすなんて無理だと思っていませんか?
本当にそうでしょうか?
調べれば分かると思いますが、日本より物価が安い国があり、そこで暮せば生活費とぐんと下げて暮らすことができます。
これを知っているか知らないかで、選択肢がかなり変わってきます。
日々の生活費は本当に20万円かかる?
20万円という固定観念から、家賃はだいたいこれくらいが普通、食費はだいたいこれくらいが普通のように判断していませんか?
月々20万円という風に考えると、会社に頼らず副業で稼ぐとなると、時間と労力がある程度必要になってくるので難易度があがります。
もし半分の10万円を副業で稼げばいいと考えると、手が届きそうな感じがしませんか?
この20万円という固定観念のせいで、
会社をやめたら不安→行動できない→人生が変わらない→やりたいことを諦める
このような縛りを受けている方は案外多いのではないでしょうか?
まずは、固定観念を捨て、生活費の収支を改めて見直してみることから始めてみてはいかがでしょう?
学歴は選択肢を減らす?
パクチー大原さんは早稲田大学、スポーツ健康科学部出身です。
スポーツ科学部出身なので、就職先としてはトレーナーなどが考えられますが、最初は不動産業界に就職されたそうです。
その後パーソナルトレーナーになり、ライター、ブロガー、Youtuberなどといくつかのわらじを履いて活躍されています。
ここでおもしろいと思ったのが、
大卒だからとか、〇〇学部出身だからっていうのに固執しすぎると選択肢がかなり限定されてしまう
ということです。
私も実はスポーツ科学部出身で、院卒ですが就職は未経験の業界に就職しました。
その後転職先も未経験の業界です。
周りからみたらせっかくい大学院まで出たからとか、給料が良い会社に就職したほうがいいと思われると思います。
しかしそんな雑音はフルシカトして、自分が興味があるとか、やりたいことをやればいいと思っています。
そうやってまずは自分の人生を生きることこそが、幸せな人生の始まりなんだと本を読んで改めて感じました。
私自身、自分の意思で未経験の業界にいったり、退職したりしていますが全く後悔したことはありません。
自分で決断し、自分の人生を決めるのはお世辞なしで楽しいです。
たとえ周りからみたら失敗に見えても自分が良ければまったく問題ないはずです。
収入のリスク分散
ほとんどの方が会社からの収入で生計を立てていると思います。
ただこれはリスクが高く、もし会社が倒産したり、リストラされたら大きな柱を失うことになりますよね。
なので、収入の柱は多ければ多いほど良いと思っています。
一つの柱に固執すると、もし柱からの収入が減った時に、精神的にきついですね。
会社以外にも収入があると、いつでも辞めれるという状態が作れますし、そう思うだけで精神的に楽になるはずです。
おもしろいことに余裕が出来ると、本業の仕事も楽しめるようになるので、結果的に人生の満足度が高くなるかと思います。
複業として何をやればいいのかとういのは、本で詳しく解説されているのでそちらを参考にしてみて下さい!
他にも複業について知りたいという方は、こちらの本がおすすすめです!
シリコンバレーでエンジニアをされている酒井潤さんの本です。
希少性の高い人材になる
いかに他の人と差別化をするかというトピックでは、参考になる部分が多くあり面白かったです。
パクチー大原さんは、海外生活というだけでも、一気に希少性が上がりますが、なおかつ日本人があまり行かなそうな国を選んでいます。
旅自体が好きなことだしなおかつニッチな場所に行く、筋トレ村 × 海外生活といったら「パクチー大原」という権威性も持つことができるので、この考え方は非常に勉強になります。
希少性を取りにいくことばかりを考えて、自分が好きでもないことをやっていると疲弊してしまいますからね。
希少性という言葉を聞いて、最近は人と同じことをやっても意味ないと感じます。
過去を振り返ってみると、人と違うところにエネルギーを使ったら良い結果が出たのを思い出しました。
理由は明白で、競争相手がほぼいないからです。
例えば…
✔ 小学校のマラソン大会では、誰も練習はしない中、走りの練習したいた自分はいつも圧勝だった。
✔ 大学生になるとみんなGPAとかを気にしないで呆けるので、自分は真面目に勉強した。
その結果高GPAを取得し、成績優秀者に毎年選ばれた。さらに卒業式では答辞を行った。
✔ 就職せずに大学院に進んだ。受験科目が専門分野・英語・面接だけなので、旧帝大院卒という最終学歴を簡単に手にした。
✔ 院卒後、未経験業界に就職
このように
大勢とは真逆の戦力をとると大抵のことは上手くいきました。
一方で大学受験とか、就職活動など大勢の人がやる気になった土俵では一気にやる気がなくなり結果も出なかった。
という経験があります。
このことから、人と同じでは突き抜けれないなと感じました。
希少価値を高めることもこれと似ていて、人と違う方向を向いて走り出せばあなたが先頭を走っていることになるということですね。
この部分は、中田敦彦さんがわかりやすく解説してくれています。
「優れるな異なれ」
まとめ
パクチー大原さんの本を読んで、より一層もっと自分の人生を幸せに生きれるように頑張って生きたいと思いました。
セミリタイア、海外生活、筋トレ村など、人生のどん底から這い上がったきた男の言葉には説得力がありました。
今の人生をもっと良くしたいと感じている方は、ぜひ本を読んでみてください!
パクチー大原さんの新しい考えや生き方に刺激を受ける部分があるはずです!